ベトナムメコンデルタに隣接する東南部地域は西側にカンボディア、タイ、マレーシアへのアジア道路ネットワークにリンクして、東側にサイゴン、バリア＝ブンタウとティバイという三つの港と隣接している。現在、東南部地域はベトナム社会経済開発に大きな役割を果たしている。特に観光産業である。なぜなら、東南部地域は自然や文化的な資源があり、ビーチ観光、エコツーリズム、休養観光など様々な観光形態を開発することができる。

東南部地域を訪れば、300年の歴史を持つ極東の真珠と言われるホーチミン市の魅了を体験できる。ホーチミン市の見所はニャロン港、独立パレス、祖国テンプル、シャテイパレス、オペラハウス、サイゴン中央郵便局、サイゴン大教会、戦争遺跡の博物館、美術館とジャクラム、バーティエンハウ、ジャクビエンなどの様々な古いお寺です。現在、ホーチミン市も様々な観光地や遊園地を投資している。たとえば、バンサットーカンジャー生態観光地、タンダー、ビンカイーなどの観光地とともに、ダムセン、キホアー、スオティエン、テャオカムビエンなどの遊園地もある。これらの観光地や見所は多くの国内や国際の観光客を魅力している。

ホーチミン市に加えて、東南部地域の他の地方にも多くの観光地を集中し、観光客を魅力している。たとえば、ケーブルカーで登山できるタイニン省にあるバーデン山の観光地や豊かな生態系を持つローゴ・サマット国立公園、ベトナムで一番大きな人工的なヤウ・ティエン湖、チャオウタオイ山、ライティエウ果樹園、ロンハイビーチ、サウビーチ、ヅアービーチ、ビンチャオウ温泉、ユネスコに８つ生態圏の1つと認定されたカットティエン国立公園（ドンナイ省）などである。

その他、文化・歴史遺跡も東南部地域の魅了と言われている。典型的な見所はキリスト像と白いバレス（バリア＝ブンタウ省）、バー寺、ホイカン寺（ビンヅオン省）、ブダン、ブドップ、ソックボムボ遺跡、ターティエット抗戦地（ビンフオック省）、ハンジョンの古い霊園、オッケオ文化の考古学遺跡（ドンナイ省）、カオダイ教会（テイニン省）、南部の中央抗戦基地（テイニン省）などである。

述べられた観光資源を持つ東南部地域はベトナム観光発展に大きな役割を果たしている。